- 出演者
- 小泉孝太郎 山田涼介 坂本花織 吉村崇
オープニング映像。2026年地球は悲鳴をあげていている。迫り来る終末。ファッションの欲望の果て。大量のお米が廃棄されている。隠されたリアルを映すドキュメントバラエティだ。
AIアシスタントが登場。Good For the Planetウィークは5/30~6/30まで。SDGsを考える。吉村さんは欲望のかたまりだという。
日本では1年間に洋服は、35億着売られているという。しかし、実際に買われている服はそのうち約20億着。残りの15億着は消費者の手に渡らない売れ残りと言われている。売れ残った15億着の服は一体どこにいくのか。調査の結果たどりついたのは大阪府玉出にある敷地面積700坪の倉庫。この倉庫を管理しているのが山本昌一さん。こちらは日本全国から売れ残った服が集まる倉庫。年間4000万枚の商品が集まってくるのだそう。山本さんがしているのは売れ残った服をメーカーから安く買い取り、再販売するビジネス。在庫を抱えたままでは倉庫のレンタル料や保管料がかかるため、どんなに安く売ることになっても早く在庫をなくしたい。それがメーカーの本音。それなら安くセールで売ってしまえばいいのではとも思うが、実はそうもいかない。セールにも限度がないとブランドを毀損してしまうと山本さんは話す。サステナブルな社会の実現に向けた販売方法が、ブランドのタグを切り自社ブランドのタグをつけて安く販売。これが業界で話題となりいまでは4000を超える企業が山本さんと提携。山本さんのお店では誰もが知る高級ブランドの服が破格で販売されている。だが、全国で売れ残った15億着のうち、山本さんの会社に売られてくる服は4000万着。残りの十数億着は依然として処分されている現状があるという。これまでメイドインチャイナが圧倒的だったアパレル産業。しかし、中国の人件費が上がったこともあり、バングラデシュが世界2位の衣類輸出国に。1年間で100億着の服が作られているというバングラデシュ。そこには驚きの欲望の果てが待っていた。
成田から香港を経由し向かうこと約10時間。インドのとなりバングラデシュに到着。一行はダッカのニューマーケット(ダッカ最大級のショッピングエリア)へ。ダッカは人口約1029万人、面積は23区の2分の1。人口密度が世界一多い街のひとつだそう。人件費は中国の5分の1ほどでアパレル企業もたくさんの注文をだすのだという。バングラデシュの輸出品目は衣類が86.5%を占め、15人に1人がアパレル産業に携わっているとされる。やってきたのは商業ビル。行けども行けども洋服屋。その数100店舗以上。外へ出ても右も左も洋服ロード。こちらには500店舗以上の洋品店がたちならび、サンダル約150円、Tシャツは約200円ほどで売られている。
バングラデシュを徹底調査。工場に残った在庫品を買うための商談をする。やって来たのは洋服を作る縫製工場。世界中で販売されるファストファッションブランドの服の多くがバングラデシュの工場で作られている。ミシンはフル稼働、ブレーカーが落ちることは日常。このような工場が国内に約5000か所あり、年間100億着の服が作られているという。作業は全てマニュアル化されており、生地の裁断からアイロンがけまで、1つの工場で完結させる。月収は約1万6000円。低所得階層の女性の働き口が少なく、低賃金でも働かざるを得ない女性がたくさんいる。それが安く服が作られる理由。この工場ではワンシーズンで150万着もの服を生産するという。アパレルは需要の予測が難しい。売れる波が来る確変に対応するため、多く作りすぎる傾向がある。売る側の脅迫観念も服が大量生産される理由のひとつ。さらに検品をしてB品になると納品できないため、弾くことを想定して多めに作るという。余剰在庫が出てしまうのはファッション業界の宿命。山本さんの会社と同様、洋服の余剰在庫を扱う業者。デニムだけで約100万点。中でも大量にあったのは奇抜なカラーのデニム。購買意欲を高めるため、彩りを加えるカラフルな洋服たち。結局、売れ筋の色は決まっており、売れ残りは在庫となる。ダッカで見た洋服ロードはほとんどがこのような理由で売れ残った在庫を買い取り、販売しているお店。デニム1着を作るのに約7500リットルの水が必要。デニム特有の色やビンテージ感を出す工程にはたくさんの水や化学薬品が使用され、その廃水による水質汚染が深刻な環境問題を引き起こすことも。Tシャツ1枚には約2700リットルの水が必要。続いてやって来たのは皮なめし工場。バングラデシュの革は品質が良い。牛の皮を加工するのが大変。皮特有の臭み・汚れを取るため、強力な薬品で一度真っ白に。その後、染色。出てきた汚水は昔はそのまま川に流していたという。しかし、色んな病気が出てきた。2013年、ラナ・プラザというビルで起きた縫製工場の崩落事故。違法建設されていたビルが発電機とミシンの振動によって倒壊。多くの犠牲者を出し、ファッション業界がSDGsを考える転換点となった。事故後、工場も薬を流さなくなり、ブランドの発注も基準を守っている工場でないと、発注されなくなって川は綺麗になった。
「洗濯による環境への悪影響とは一体なに?」という問題が出題された。正解は「衣類の洗濯によって、海にマイクロプラスチックが流出してしまう」。市場に流通する洋服の約6割にポリエステルが使用されている。優秀な素材だが、洗濯すると極小のプラスチック繊維が海に流出してしまう。
- キーワード
- マイクロプラスチック消費者庁
マイクロプラスチックは自然に分解されないため何百年も海の中を漂い続ける。それを魚が食べ、さらに魚を人が食べるため、人は1周間でクレジットカード1枚分相当のマイクロプラスチック粒子を摂取しているという研究もある。環境負荷が少ないとされる素材の一つが「リネン」。天然素材のためマイクロプラスチックは出ず、栽培の際に綿より水を必要としない。シワになりやすいためポリエステルが選ばれやすい現状がある。
- キーワード
- WWFジャパンマイクロプラスチック
注目のアパレル大国バングラデシュを徹底調査。最終日、山本さんがみてほしい場所があるとのことで、ダッカから車で1時間の場所へやってきた。
- キーワード
- ダッカ(バングラデシュ)
注目のアパレル大国バングラデシュを徹底調査。道路沿いに突如現れた、高さ20mのゴミ山。それは捨てられた服などの山だった。ゴミの量が焼却施設のキャパをオーバーし空き地に積み上げられている。ガーナやチリでも服が不法投棄されているという。売れ残った服などが安い値段で途上国に輸出されるが、買い手がつく服は4割~6割。売れなかった服は不法投棄されている。ゴミ山からは自然発火により大量の温室効果ガスが発生し、大気汚染が問題となっている。ゴミ山が巨大化しているにもかかわらず、服の生産量は年々増加。現状を受け、ファッションに関する環境意識が高まりを見せている。
コンビニやスーパーの棚には24時間色鮮やかな食品が並び、いつでも様々な野菜やフルーツが手に入る。閉店後のとあるスーパー。売れ残っているお寿司などは全部廃棄になる。日本の食品ロスは年間464万トン。売れ残った食品は神奈川・相模原市の日本フードエコロジーセンターへ。
トイレで水を流す時、大は6リットル、小は5リットル。レバーを使い分けて節水。
日本フードエコロジーセンターは東京・神奈川のスーパー、コンビニなどで廃棄される食品を回収する施設。毎日40~45トン入ってくる。ここには賞味期限、消費起源が切れたものが入ってくる。パンやご飯は豚のエサになる。脂っこいものや塩分が強いものはエネルギーになる。作られた電気は東京電力に売られ小田急電鉄の本社ビルの電気をまかなっている。日本フードエコロジーセンターに来る食品はすべて何かに再利用されている。日本フードエコロジーセンターに届く食品で特に多かった食品はパンだった。「せたパン」の店主は「お客さんの要望で常に棚をいっぱいにしとかなきゃいけない。3~4割はロスが出てしまう」などと話した。スーパー「アキダイ」の1日分の廃棄食品を見せてもらった。アキダイではロスを減らすため傷んだ箇所をカットしお買い得品として販売。大手スーパーではいたんだ野菜は市場に返品することが定石だという。傷んだ野菜を選別したり加工したりして販売するより返品したほうが安いという。日本フードエコロジーセンターでパンとともに処分されるりょうが多かったのはお米。飲食品業者の中にはペナルティーを回避するため商品を過剰に生産し、それが処分につながることもある。米不足と言われながら大量の米が入ってきたという。Doleでは規格外とされていたバナナを「もったいないバナナ」と名付け活用。2025年は年間で約5000トンのバナナを救出した。日本フードエコロジーセンターに運ばれてくる野菜は飼料や燃料にリサイクルされるが、ここにやってくる食品は日本全体で捨てられる食品の0.4%以下だという。一般廃棄物をしょりするのにかかる税金は年間2兆4000億円以上。食品はそのうちの40%を占めている。
食品ロスを減らすためまだ食べられる食品を受け取って、福祉施設などに提供するフードバンクという団体・活動もある。コストコなどもこうした取り組みを行っている。スペインで進んでいる不要な食品を無駄にしないための新たな取り組みは一体なに?という問題。
- キーワード
- コストコホールセールスペイン
Good For the Planetウィークのお知らせ。
スペインで進んでいる不要な食品を無駄にしないための新たな取り組みは一体なに?という問題。正解は「物々交換」。地域住民が共有できる冷蔵庫で余った食材や料理などを入れておけば誰でも使えるという取り組み。生の肉、魚、卵などは入れられない。日本でも岡山や埼玉などで少しずつ広がっている。
エンディング映像。
タツキ先生は甘すぎる!の番組宣伝。
