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豪華スターが共演する最後のステージでいよいよファイナルを迎えたミュージカルの聖地、帝国劇場。東宝演劇部宣伝室・菊池雄太さんが劇場内を案内(地下2階、舞台袖、9間盆、セリ(昇降装置)、地下6階、稽古場、奈落)。「Endless SHOCK」(堂本光一)、CONCERT・THE BEST New HISTORY COMING「THE帝劇」の映像。画像提供:東宝演劇部。新幹線に言及。帝国劇場は1966年に新劇場として建て替えられ開場。エントランスロビーには七色のステンドグラス(猪熊弦一郎作「律動」)や美術品(金属製すだれ「瓔珞」、猪熊弦一郎作・電灯装飾「熨斗」)など優雅で趣のある空間が広がり観客を出迎える。372のエンターテインメント作品を上演し、いつしかミュージカルの聖地と呼ばれるようになった。その代表作が1987年に日本での初演となった、ミュージカル「レミゼラブル」。この公演でおよそ3000人の中からオーディションでエポニーヌ役を射止め、以降20代、30代、そして40代まで1000回以上、「レミゼ」の舞台に立ち、世界ベストキャストにも選ばれたミュージカル界のレジェンド、島田歌穂。その思い出を語ってくれた。ファイナルを迎えた帝国劇場の入り口には、閉館を惜しむたくさんの観客の声が寄せられていた。島田歌穂のコメント。日本初本格西洋劇場・初代帝国劇場(1911年)の映像。