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ロシアメディアによると中国・北京を訪問中のメドベージェフ前大統領は習近平国家主席と会談し、プーチン大統領の親書を手渡したという。会談でメドベージェフ氏はウクライナ侵攻に伴う欧米による制裁が続く中でも両国の貿易が好調だとした。ウクライナとの交渉についてはロシアが一方的に併合した4つの州からウクライナ軍が撤退することなどが交渉再開の条件だとする立場を改めて強調。またアサド政権が崩壊したシリアを巡っても意見交換を行ったとしている。一方中国国営の新華社通信によると習近平氏は「中国とロシアは協力し両国に継続的な利益をもたらすことを望んでいる」と述べたという。更に米国を中心とする国際秩序にロシアとともに対抗する姿勢を示した。ウクライナ情勢については「一刻も早く事態を沈静化させるべきだと繰り返し強調してきた」と指摘。「中国は引き続き国際社会と協力して、政治的解決の条件を作り出す」と強調した。