ニュース・気象情報 (ニュース・気象情報)
アメリカ・ホワイトハウスで安全保障政策を担当するウォルツ大統領補佐官は11日、声明を出し、“ロシアに拘束されていたアメリカ人男性が交渉の結果、帰国できるようになり、すでにロシアを離れてアメリカに向かっている”と明らかにした。アメリカメディアによると、男性はモスクワで英語を母国語とする生徒などが通う学校の教師をしていたが、2021年に医療用大麻を所持していたことを理由に逮捕され、その後、14年の実刑判決を言い渡された。11日の声明では“男性の帰国に向けてトランプ大統領やウィトコフ中東担当特使らが交渉にあたった”としたうえで“ロシア側からの誠意の表れだ”としている。そして“ウクライナでの戦争を終わらせるためにわれわれが正しい方向に進んでいることを示すものだ”と強調している。