ワールドビジネスサテライト (ニュース)
週末に開幕した大阪・関西万博では未来に向けた先端技術など初物尽くしの万博を彩るもう1つの初物は電力。燃える際に二酸化炭素を排出しないのがアンモニアだが、プラント大手のIHIはUAEで化石燃料から生産される特別なアンモニアを100%使って発電。万博会場の一部の電力を脱炭素化している。ブルーアンモニアと呼ばれるこのアンモニアは、化石燃料から生産する際に発生した二酸化炭素を回収・貯留した脱炭素燃料。日本はブルーアンモニアを活用した脱炭素電力を世界に先駆けて万博で活用するようUAEと連携してきた。万博での実証を経て、商用化に向けた国際連携は続く。