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西武鉄道はすべての車両を2030年度までに消費電力の少ないものに置き換えるため、小田急電鉄と東急電鉄から省エネ性能の高い車両およそ100両を有償で譲り受け改修して運行する計画を去年打ち出した。このうち小田急から譲り受けた6両について来年3月ごろから西武国分寺線で運行する。会社ではことし7月から埼玉県内の整備施設で車両の改修工事を進めていて、西武は「新造車両に加えて他社からの譲渡車両を並行して導入することで省エネ化を加速させたい。引き続き運行開始に向けて全力で取り組んでいきたい」としている。大手私鉄がほかの大手の中古車両を運行するのは異例。