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中国を訪問中の岩屋外務大臣は25日、北京で王毅外相と会談した。その中で福島第一原発の処理水の海洋放出をめぐり、日本産水産物の輸入の早期再開を求めたが、中国側から具体的な時期の回答はなかった。また、沖縄県与那国島南方の日本の排他的経済水域内で、中国が設置したとみられるブイを撤去するよう求めた。岩屋大臣はその後の会合で、中国人団体観光客向けの短期ビザを最長15日から30日にするほか、富裕層向けに10年間で何度でも渡航できるビザを新たに設けると明らかにした。先月、中国が日本人向けの短期ビザ免除を再開したことに合わせた形で、中国の富裕層の消費を呼び込む狙いもありそう。