NHKニュース7 (ニュース)
日本時間の明日午前という案もあるがまだ詰めの調整が行われている。秋葉国家安全保障局長は先週、中国で王毅外相と会うなどやり取りを重ねてきた。政府関係者は今回の会談には中国の方が積極的だった。経済の不調もあってか焦りも感じたと明かしている。政府内には米中首脳会談の成果や世論を見極めた上で習主席が決めるだろうという見方がある。中国による水産物輸入停止については具体的な進展までは難しいという見方が大勢だという。事前調整でも中国は譲らない構えを見せたとのこと。政府関係者も中国の振り上げたこぶしを1回の会談で降ろさせることはできないだろうという。日中両国には尖閣諸島をめぐる問題など懸案も少なくない。岸田総理としては今回の会談をきっかけに意思疎通を継続し解決に繋げたい考え。