イット! (衆院選”変わる?”激戦区の今)
衆議院選挙。314人の女性が立候補し女性候補者が過去最多となった。東京・杉並区の一部を選挙区とする東京8区には3人の女性と1人の男性が立候補し、激しい戦いを繰り広げている。自民党の新人、門寛子候補は経済産業省の元職員で、石原元幹事長の後継候補としてこの選挙区から立候補した。裏金問題で自民党に逆風が吹く中、訴えているのは自民党の改革だ。知名度を上げるため門氏のもとには石原氏や党幹部などが連日、訪れている。その門氏の挑戦を受けるのが立憲民主党の前職・吉田晴美候補だ。朝、駅前で自身のチラシを配りながら支持を訴えている。吉田氏は3年前の選挙で自民党の重鎮、石原氏を破って初当選。当選わずか1回ながら、先月行われた代表選挙で20人以上の推薦人を集め、立候補した。2期目を目指す今回の選挙戦。賃上げや消費税率の引き下げなどを訴えている。
また、日本維新の会の南北ちとせ候補はもう1人の女性候補だ。独自の選挙スタイルで臨んでいる。この日、JR阿佐ヶ谷駅周辺の商店街や住宅街を歩き続け、握手会話をしていた。南北候補は「有権者と同じ目線に立ちたい。」等とコメントした。この選挙区には参政党の大森紀明候補も立候補している。この選挙区の唯一の男性候補だ。消費税率ゼロを訴えている。