NHKニュース おはよう日本 (ニュース)
市場や世界経済の影響について、取材にあたっている新井記者がアメリカからの中継で解説した。やるべき仕事があると述べて利上げの可能性を示唆したのは、サプライズだったと言える。金融市場ではFRBのウォーシュ議長が、利上げに消極的なのではないかと疑念が生まれていたから、また金融政策の見通しに関する発言を控える方針を強調していただけに、市場関係者からは“精いっぱい踏み込んだ”との評価も聞かれた。外国為替市場では、約1か月ぶりの水準まで、円安ドル高が進むなど市場では、今後の利上げの可能性が意識された。今後の焦点は、ウォーシュ議長がその言葉を実行に移すかどうかに尽きる。シンポジウムに参加している中央銀行関係者や経済学者からも、イラン情勢などの先行きを見極めるのは難しく、非常に難しい判断になるとの声が聞かれた。ウォーシュ議長は、FRBは利上げが遅れ記録的なインフレを招いたと厳しく批判してきた。トランプ大統領は利下げを強く求めており、必要だと判断した時に躊躇なく利上げを決められるかどうか今後の焦点になる。
