人気のクマ用ランチャー 執念の開発物語 ペンキ店社長が悪戦苦闘

2026年11月1日放送 22:44 - 22:52 フジテレビ
Mr.サンデー (ニュース)

埼玉県でクマよけ商品を販売するグリーンスリーヴス社長の勅使川原俊男さんは、クマよけスプレーより離れたところからクマを追い払えないか考えていたところ、たどり着いたのが防犯用カラーボール「一発チェッカー」だった。一発チェッカーを販売するスナミヤの砂見社長はクマを見たことがなく知識もなかったが、勅使川原さんの依頼を引き受けた。全国からクマよけ商品を取り寄せ、嗅いだり、舐めたりして試した。体当たりの末にたどり着いたのが唐辛子の刺激成分「カプサイシン」と「ヒトデ」を発酵させた成分。その2つの成分を混ぜ合わせた。取材スタッフが試しに臭わせてもううと、嗅いでいないカメラマンがむせてしまうほどだった。防犯用カラーボールは逃走する車やアスファルトに当てるため、簡単に割れないよう分厚く作られているが、薄くし過ぎると簡単に割れて使い物にならない。ちょうどいい厚さを求め、ボールの開発だけで2年を要した。開発費用がかさみ、ペンキ屋で儲けた家2軒を売ることになった。通報したにもかかわらず、クマに襲われて亡くなった人のニュースを見た息子・ノアさんが「完成させよう」と声をかけたことから砂見社長は奮起したが、最後の難関となったのが狙いがそれてクマに当たった場合にボールが割れること。クマも人間も筋肉の硬さは変わらないと考えた砂見社長は自らの体で実験した。時速80~100kmで飛んでくるボールを背中で受け続けること30発。5年をかけて「金太郎」が完成した。今年9月、砂見社長は東京にいた。


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