日曜討論 第2部
中西寛氏は今後の外交日程を踏まえた上で「ASEAN首脳会議では特にグローバルサウスの国々と外交するチャンスなので米印関係の修復などにも注目したい」など話し、国分良成氏は「トランプ大統領の就任後ガザ情勢やウクライナ侵攻なでにアメリカの外交が向いていた中でASEANなどで今回始めてアジアにアメリカの外交が向くので、中国とアメリカの対立が激化している中での日本のアジア外交を占う重要な場になる」、「安倍政権で始まった自由で開かれたインド太平洋がアジアが入っていないためASEANでの評判が悪く、アメリカもそこまで重視していないためアジア太平洋の概念など様々なものを併用するべき」など話した。大庭三枝氏は「ASEANはトランプ大統領が直接参加するためそれについて東南アジアの国々がどのような反応を示すかが注目で、その雰囲気を日本の首相には肌で感じて今後の日本外交の指針にしてほしい」、「アジアの中で日本はこれまで以上に法の支配による安定的な国際秩序を維持するかに注力するべきで、この問題が日本の国益に直結してくると思う」など話し、小谷哲男氏は「従来この地域では中国の台頭が課題だったが現在では予測不能なトランプ政権の動きも課題になっていて、アメリカの対アジア外交のスタートとして日本がリーダーシップをとるべき」など話した。