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先月、東京都内の会議室に集まったのは様々な企業の部長職の女性たち。これは女性のリーダーを育てる企業横断型の取り組みである。参加者の1人の人事企画部長・山崎涼子さんは昇進して会社経営の業務を担うこととなった。その中でもリーダー像に悩んでいた。日本の上場企業の女性の役員比率は約1割で、政府目標は今年までに19%としている。多様性が求められ、投資家も女性役員比率を重視している。こうした中、政府が後押ししているのが”クロスカンパニーメンタリング”で社外に目標となる人物を見つけられるほか、女性部長同士のつながりを作れる。面談前に配られるのは性格分析でリーダー職の女性は自己評価が低い傾向にあり、「自分らしさ」を前向きにとらえる助けになるという。面談初日、山崎さんのペアとなったのはIT企業の執行役員である河辺恵理さんである。業種は全く異なるが、山崎さんは今抱えている不安を素直にぶつけた。
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- 港区(東京)クロスカンパニーメンタリング