情報ライブ ミヤネ屋 (ニュース)
いま“低栄養シニア”が問題視されている。要因として考えられるのは物価高による買い控え。今月の食品値上げは282品目を超え、去年同時期の約2倍に。ことし7月に厚労省が発表した調査によると、全世帯の約6割が「生活が苦しい」と回答。大阪市内に住む一人暮らしの80代男性を取材。骨粗鬆症で外に出ることが以前より少なくなり、食事の量が減ってしまったという。病気や加齢による食欲の減少も低栄養を加速させる要因の1つ。低栄養状態が続くとケガが治りにくくなる、合併症の増加、死亡率の増加といったリスクが高まる。