何が 富士山異変「70年で初めて」 紅葉前にカラマツ枯れた 美しい黄色に染まる前に

2024年10月7日放送 7:17 - 7:22 テレビ朝日
グッド!モーニング 独自取材

秋の訪れで例年であれば紅葉がみられる富士山で今年はカラマツが茶色く変色している。静岡県の調査によると、須走口周辺のカラマツの被害は標高1800〜2200mの範囲で広がっている。調査により見つかった幼虫について静岡県農林技術研究所森林林業研究センター・内山義政主任研究員は「ハバチ科のハチの仲間でチョウやガのようにイモムシの形で葉を食べる仲間」とコメント。小規模被害は北海道、長野県、東北などでも発生している。大規模被害は10〜20年に1度だといい富士山で限定すると内山主任研究員でも把握の限りはないということ。専門家によるとハバチは繁殖力が高く注意が必要だが天敵が多く通常は鳥などに食べられてしまうという。長期間にわたり被害が続いて台風で枝が折れるなど致命的な被害を与えることが追加で起こらなければカラマツが枯れることはないと考えられ、殺虫剤をまくと他の昆虫も死んでしまうため対策できることはなく見回り強化の方針だということ。


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