ZIP! 街録ZIP!リアルレビュー
まずは街で先発医薬品とジェネリックの違いを意識しているのか聞いてみた。月に一度通院しているという女性は「なんとなく先発医薬品のほうがいいのかなと思って、ちょっと高くても先発医薬品にしている。」などと話した。東京都が行ったジェネリック医薬品に関する調査結果でも「希望を申し出たことがない」と回答した人のうち医師や薬局の判断に任せて薬を使っているという人が最も多く、約34%だった。そもそも先発医薬品とジェネリックの効果に違いはあるのか。ジェネリックは添加剤などの成分に多少の違いはあるが有効性や安全性については先発医薬品と同等であると厚生労働省から商人を受けている。ただ添加剤が原因で副作用を引き起こす可能性も稀にあるため医師や薬剤師と相談のうえでジェネリックにするか先発医薬品にするのかを選ぶことになる。続いて薬の負担額が変更されたことで選ぶ薬が変わったのか聞くと、自己負担額が増えると説明を受けジェネリックへ変更したという女性もいた。では私達の負担する額が10月から具体的にどれくらい変わったのか。まず薬の値段自体が先発医療品よりジェネリックが安価なのは理由があるそうで、都内の管理薬剤師は「先発医療品のほうが値段が高い。ジェネリックはそこまで開発費がかからないので値段が安い。」と話す。さらに10月からは先発医療品を選んだ場合、今まで国が負担していた金額の一部が自己負担になるため負担額が増えるという仕組み。