めざましテレビ NEWS
きのう羽田空港に帰国した人たちからは最近の円高傾向に喜びの声。円相場は7月上旬に一時1ドル=161円台まだ進んだが、今週月曜日には1年2カ月ぶりに一時1ドル=139円台に。国内では円高による還元セールの動きも。西友はきょうから輸入生鮮食品など期間限定で24品目を値下げ。米国産牛肉は100g236円が214円に、ドイツ製チョコレートフルーツナッツは484円が430円になるという。都内にある米国産牛肉をメインに扱うステーキ店では円安の影響で3月に全商品を値上げしたが、最近の円高傾向で値下げを検討中だという。
円高傾向で年末年始の海外旅行にも動き。ハワイで日本人向けツアーを企画している男性によると、車付きガイドツアー価格は7月上旬は約7万7500円だったが、きのうは約6万8000円に。円高傾向により年末年始の予約も徐々に埋まっているという。第一生命経済研究所経済調査部主席エコノミスト・永濱利廣氏はこの先の円高傾向について「行き過ぎた円安が修正されてきているという局面。来年以降は130円台くらいのところまで下がっていく中で円安になったり円高になったりするという局面になるのでは」と話す。