午後LIVE ニュースーン おとりよせ@宮城
明日は化石の日。日本古生物学会が制定した日だ。宮城県南三陸町は化石の発掘・研究が盛んな地域だ。海の生き物の化石が多く発見されている。先月、南三陸町で化石の発掘体験が行われた。アンモナイト等が発見された。2億年以上前の地層が露出している。南三陸町出身の高橋直哉さんがこの発掘体験を考案した。自身の名前が学名に使われた。高橋さんは「歴史に名が残る事をやったと満足している。」等とコメントした。普段、ワカメ等の養殖業を行っている。東日本大震災が発生した事をキッカケに化石に興味を持つようになった。漁業体験で観光客からの「南三陸町でしか体験出来ない魅力は何?」という質問に高橋さんは答えられなかった。これをキッカケに化石の発掘を行う事になった。高橋さんは幼い頃から化石を地元で目にしてきた。化石が見つかるスポットは多いという。化石に関するイベント等を通じて高橋さんの熱意は地域に伝わっていった。高橋さんは地域と研究者をつなぐ橋渡しの役割を担うようになった。現在、発掘体験が地元の学校の授業に採用されている。