昼サテ (マーケット情報)
株と為替の午前の終値を伝えた。平野さんはきのうのアメリカ株について「ダウ257ドル安、ナスダックも59ポイント安、S&P500も16ポイント安と、大統領選とFOMCを控え様子見の中で小幅反落。9月の製造業受注は前月比マイナス0.5%と予想に一致したが、8月分は下方修正されている。10月のユーロ圏製造業PMI改定値は46.0で50を8か月連続で下回ったものの、9月の45.0は上回った。ドイツの改定値も43.0と50は下回っているものの9月は上回った。欧州3指数は独・仏・は下げ、イギリスは小幅高」などと話した。また、連休明けの日経平均については「3連休前に売りすぎた筋の買い戻しが入って500円前後の上昇となっている。大統領選の開票状況がトランプ氏有利の場合は結果をまたずに勝利宣言を出すと言われており、接戦またはハリス氏有利の場合はトランプ氏の抗議で大統領選が決まるまで日にちがかかると言われている。そんな不安定な動きになるかも知れないが、”物事が明確になったら相場は高い”が基本。寄り前発表の10月の日銀が供給する通貨=マネタリーベースの平均残高は、前年同月比マイナス0.3%の668兆8,722億円、前月比でも若干減少。国債買い入れの全額で日銀当座預金残高が減少していた。しかしドル円は152円前後で落ち着いている。また、本日から東証の現物取引の形が変わり、大引け終了時刻が15時30分に延長され、大引け前5分間のザラ場取引きをやめ、クロージングオークションが導入される。市場への影響は不透明だが、どうなるかはしっかり見たいところ。移動平均の束とも乖離があまりないため、動くことが心配になるかも知れないが、今のところは心配ないんじゃないかと思われる」などと話した。現在、東証プライムの6割が値上がりしている。個別株ではサンリオが今期業績予想の上方修正を受け、大幅反発。先月15日につけていた実質的な上場来高値を更新している。