イット! 戦後80年 いま、平和ですか
広島は被爆80年となる原爆の日を迎えた。広島市・平和公園から中継。今朝行われた平和記念式典には、過去最多となる世界120の邦と地域代表が参列し、参列者数は約5万5000人となった。広島市の松井一実市長は「真に平和な世界の実現に向けて、核兵器廃絶への思いを市民社会の総意にしていかなければならない」と強く訴えた。また、原爆慰霊碑には夜明け前から国の内外から多くの人が祈りを捧げている。被爆者の平均年齢は86歳を超えた。全国の被爆者の数は初めて10万人を下回り、被爆体験の継承が課題となっている。今夜、原爆ドーム近くを流れる川では犠牲者を追悼する灯籠流しが予定されている。