イット! あすがよくなりますように アスヨク!
北九州市立日明小学校 合唱部の顧問である竹永亮太先生は、今を大切に生きることを子どもたちに伝えている。竹永さんは体の筋肉が徐々に動かなくなる国指定の難病 ALSと診断された。その患者の中でも約1割しかいないという遺伝性の「家族性ALS」で母・秀美さんも発症していた。ひとつできなくなったら次にできることを見つければよい、子どもたちに前向きな心を育んでほしいと教壇に立ち続けている。竹永さんは、思いっきり打ち込んでいる時間は病気のことを忘れて取り組めるので、合唱とあの子たちが人生を変えてくれたと語った。