サンデーモーニング 風をよむ
外国人を多く雇用する居酒屋の運営会社は、国内300店舗以上を展開し100人の外国人社員、200人の外国人アルバイトを雇用。この店では法律に則り、日本人と外国人で待遇に差をつけていない。そのうえで外国人を多く雇用する理由について、「完全に人材不足を解消するためというのが第一」などと話した。外国人を雇用する建設業や宿泊・飲食サービス業で、人手不足を理由に上げる企業は8割を超える。現場のニーズに応える形で外国人労働力の数は年々増加。去年10月時点で約230万人と過去最多。外国人に対する不安や不満が高まる背景を社会心理の専門家は「日本人は基本的に外国の人には親切な国民。ところが今まで下に見ていたからこそ外国人などマイノリティに対して恐怖や不安を感じる。これはもう人間の心のわなであって、容易にそのわなに入ってしまう」などと述べた。