皇室ご一家 (皇室ご一家)
天皇皇后両陛下は4月9日、東京・渋谷区にある明治神宮を参拝した。その後、上皇ご夫妻が参拝した。ご夫妻が公の場に出るのは約5か月ぶり。午後には秋篠宮ご夫妻も訪れ、本殿の前で参拝した。翌日、両陛下の長女・愛子さまも明治神宮にやって来た。参拝するのは初めて。参拝後、午後には日本赤十字社に出勤したという。
天皇皇后両陛下は3月15日、皇居・宮殿で農林水産祭天皇杯の授賞者と会った。天皇陛下は受賞者に「皆さんの業績は農林水産業に携わる人々の励みになる」とお祝いの言葉を述べた。続いて両陛下は受賞者の活動を紹介したパネルや生産品の展示を見て回り、受賞者から説明を受けた。
秋篠宮ご夫妻は3月7日、日本学術振興会賞の授賞式に出席した。この賞は優れた業績をあげた若手研究者に贈られる。今回は25人が受賞し、特に優れた6人には合わせて日本学士院学術奨励賞が贈られた。
日本赤十字社の名誉副総裁を務める紀子さまは3月18日、日本赤十字社の関連施設を視察した。運転免許センターにある献血ルームでは、献血を終えた人に体調の変化を訪ね、感謝の言葉をかけた。また、若者への啓発活動について、職員やボランティアの大学生から説明を受けた。続いて、千葉県赤十字会館にある義肢製作所を視察した。義肢の製作工程について説明を受け、熱心に質問した。
三笠宮家の瑶子さまは3月22日、鹿児島市で開かれた介護福祉のイベントに出席した。20代の頃から、感音性難聴であることを明かしている瑶子さまは音を聞き取る機能の衰え「ヒアリングフレイル」についての講演会に参加し、難聴者へのしえんについて話した。翌日は鹿児島市内の病院にあるリハビリ施設を視察した。