国際報道 (ニュース)
オーストラリアで明日総選挙。下院は151議席のうち女性が4割、無所属などは女性議員が7割を超えている。労働党は一定議席を女性に割り振る「クオータ制」を導入し、国会議員・閣僚も半数は女性。労働党の地盤で現職が引退する勝てる選挙区で女性候補を積極的に擁立しているという。自由党も女性候補の割合を50%に引き上げる目標を掲げるも女性議員の比率は伸び悩んでいる。こうした中注目されているのが自由党と政治信条が近い無所属の女性候補。6年前無所属で立候補し、当時与党だった自由党の党首を務めた現職から議席を奪った。今回3回目の当選を目指している。これらの女性候補がさらに議席を伸ばしキャスティングボードを握る可能性があるとされている。