なないろ日和! (特集)
コロナ禍以降家族葬が増え、葬儀の常識・マナーが変化している。今回の達人は、花葬儀のメモリアルコンサルタント水野知佳さん。そもそも家族葬とは、家族や親しい友人だけで小規模に行う葬儀。一番大きな違いは参列者の数で、家族や親しい友人だけに絞るので、家族葬は多くても30名程度。花葬儀では利用者の約66%が家族葬となっている。日本全国でも2018年は一般葬が50%以上、家族葬が37.9%だったのが、今年3月の調査では逆転し一般葬が3割にまで減り、家族葬が半分近くまで増えている。家族葬なら安いというのは落とし穴で、参列者が少ないので香典も少なくなり通常の5分の1、10分の1になる可能性もある。家族葬の方が自己負担額が多くなるケースもある。喪主側の負担が大きくなることもあるので事前にしっかり見積をすることが重要。生前にどのような葬式がいいのか話し合っておくとスムーズ。家族葬の一番の問題は誰を招くのか招かないのか。一般的には二親等~三親等まで招く場合が多い。参列を断りたい相手については、家族葬だから参列をご遠慮いただきたい旨をしっかりと伝えると共に、故人の遺志により、会場の都合のためなど理由を丁寧に説明する。日頃交流のない親戚には後日報告する場合もある。菩提寺については、家族葬であっても菩提寺への連絡は必須。許可なく他の僧侶を呼ぶ、無宗教で葬儀を執り行う、火葬のみの直葬などがあると菩提寺のしきたりに反するとみなされ納骨を断られてしまう場合もある。葬儀場と菩提寺が遠い場合は、葬儀場まで菩提寺の僧侶を招く、葬儀場近くの僧侶を菩提寺が紹介、葬儀社が僧侶を紹介などの方法がある。まずは挨拶も含め菩提寺に連絡することが必要。お布施の平均は1都3県だと30~50万円とされている。
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