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激しい寒暖差もあり体調を崩しやすいこれからの季節で心配されるのが薬不足。都内の薬局では「抗生剤と咳止めが足りない」という。薬の発注画面には「出荷調整中」の文字が並ぶ。少しでも多く薬を仕入れようと発注先を増やしているそうだが、「1か月待ちで1箱入るかどうかの状況」という薬も。なぜ薬が不足するのか、医薬品の問題に詳しい専門家は「ジェネリック医薬品を中心とした企業の不祥事が原因。その状況の中で供給量は減っているけども需要の方が拡大している」と話す。感染症が流行する時期に毎回薬不足に陥ってしまっているという。対策については「可能な範囲で言えば、必要以上の薬を出さない・もらわない。かかりつけの薬局を持っておいてそこで相談するのが一番いい」とのこと。厚生労働省はメーカーに増産を要請しているものの、解消には数年掛かる可能性があるという。