Nスタ (ニュース)
就職氷河期世代など支援のため、今週関係閣僚会議の設置を表明した石破総理。これには、野党からも「石破総理の取り組みを評価します」との声があった。バブル崩壊後の1990年代半ば~2000年代初頭に就職活動を行ったのが「就職氷河期世代」。非正規雇用となっている人の割合が高く、年収が低く貯金ができないため老後に不安を抱えることが多いことが社会問題となっている。政府はこれまで、就職・正社員化の支援や職業訓練の斡旋なども行ってきたが、今週金曜日に新たに関係閣僚会議を設置し高齢期を見据えた資産形成の支援などを視野に、支援策を検討する方針。「就職氷河期世代の支援」は立憲民主党や国民民主党などが訴えてきたことから、夏の参院選の新たな争点となりそう。