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カナダからやって来た男性は日本語学校に通っていて日本語を喋れる。来日は5回目で38泊予定で東京は5泊、静岡は1泊など各地をまわる予定。一番楽しみにしているのが山形県で、前回寄ったお店で梅酒を3杯目を奢ってくれたなど一期一会の出会いがあり、今回サプライズ訪問する予定だという。そして交渉するとOKしてくれ密着が決定した。
13日後、鶴岡市でジョナサンさんと合流。バスに乗って店がある湯田川温泉に到着。湯田川温泉は開湯1300年の歴史を持つ温泉地で湯量は毎分約1000リットルと豊富となっている。ひとまず旅館にチェックインする。前回も同じ宿に泊まっており、女将さんは覚えていた。大荷物の中をみせてもらうとマンガで旅の最中に爆買いし既に送ったものを含め204冊購入しているという。ジョナサンさんは14歳の頃にアニメ「BLEACH」にドハマリし日本に興味を持ち、16歳からマンガを集め始める。しかし、送料などで40％くらい値段が上がることが悩んでいた。そこで国家公務員になりコツコツ貯金してマンガを買うために来日していたが観光地を巡るのも楽しく全国旅を始めちゃったという。
午後6時半、女将さんに包装してもらったプレゼントを持って「焼とり ひで」へ向かった。店に入り覚えていますかと聞くと覚えていてくれた。お店の撮影許可も得てスタッフも入店。2代目店主の村上秀人さんがおり、息子の3代目がマンガが詳しかったという。焼とり ひでは創業73年の湯田川温泉街で唯一の居酒屋で新鮮な豚ホルモンが自慢の人気店。ジョナサンさんは「タン」などを食べているとお店をお休みしていた3代目がやって来た。宿泊先のつかさや旅館の女将さんから店に行った方がいいと連絡をくれ、会合を抜けてきたたという。前回は「メイドインアビス」の話をしたやその作者と同級生であるなど早速マンガトークを始めた。そしてジョナサンさんは秀人さんに恩返しのプレゼントを手渡した。プレゼントは異文化ラブコメディのマンガだった。お店は22時閉店だけど23時半まで開けてくれ語り合った。そして前回5000円渡した理由について聞くと、秀人さんはスゴいと思って感銘を受けて餞別だった。ちなみ取材後、秀人さんは読んでいると紹介した。