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去年7月に発生した山形と秋田の豪雨災害。山形県では3人が死亡。住宅被害は約1600棟となった。その4ヶ月後現地を取材すると、家の中までドロが残っている状態だった。当時は酒田市にある荒瀬川が氾濫した。現在の状況を取材すると、道路の復旧が進む中、いたるところに災害の爪痕が残っていた。最初に向かったのは小松有更さんの自宅。当時自宅はドロや水などが押し寄せ半壊の状態になった。去年11月のときには床をはりかえるために床下がむき出しになっていた。現在は畳がはりかわり、きれいな状態になっていた。
一方自宅の再建や仕事に不安を抱えている人もいた。コメ農家の相蘇弥さんは、長年住み続けていた自宅が荒瀬川の氾濫により大規模半壊をうけた。災害から1年経った状況を確認すると、一部はトタンで覆っている状態だった。電気と水道は使えるようになったが、まだガスは使えない。荒瀬川の堤防はまだ崩れたままだが、本日から始まったのは土のうを土手の上に乗せる作業が始まっていた。去年11月では流れた大木などが畑にも流れ、コメの収穫ができなかった。現在は本当は農業がしたいと思いながらも、市の集落支援員としてコミュニティセンターで働いている。