週刊フジテレビ批評 The批評対談
「強力俳優がけん引！」をテーマにドラマ辛口放談。今年の春ドラマの特徴について木村らはこれぞ主役といった俳優をキャスティングできたことと、記憶喪失的な展開が5作品被っているなどと語った。春ドラマベスト3を各々に発表。梅田・大島がピックアップした「アンメット ある脳外科医の日記」の作品情報を伝え、作品について梅田らは杉咲花がミリ単位の表現力で視聴者に届けてくれているなどと語った。吉田がピックアップした「季節のない街」の作品情報を伝え、作品について吉田は山本周五郎原作を令和時代に置き換えて宮藤官九郎らしさにつなげていて唸ってしまったなどと語った。
木村がピックアップした「からかい上手の高木さん」の作品情報を伝え、作品について木村は今の若い世代にも当てはまるリアルさを描いており、また10年語を舞台にした映画も控えているため企画プロジェクトとしてもいい作品などと語った。梅田がピックアップした「花咲舞が黙ってない」の作品情報を伝え、作品について梅田はバイタリティある馬力主人公に今田美桜がハマっていて若者ならではの正義感描かれているなどと語った。
吉田がピックアップした「おいハンサム！！2」の作品情報を伝え、作品について吉田は個人的趣味にドンピシャで、どうでもいい個人的な見解や主張をさらっと深堀りしているなどと語った。木村がピックアップした「Destiny」の作品情報を伝え、作品について木村はオリジナルでキャスティングも素晴らしく、2021年の「最愛」と同構成でありながら連ドラの王道を貫いて指示を得ているなどと語った。大島がピックアップした「95」の作品情報を伝え、作品について大島は90年代という今に思えばどこかおかしかった時代風情が香ってくる作品でありつつ、現代的な自分の中にある加害性をどうコントロールするかという問題を高橋海人が真正面から向き合っているなどと語った。