戦前のお菓子のパッケージ・おまけ・賞品

2026年6月7日放送 13:01 - 13:11 テレビ東京
開運!なんでも鑑定団 (開運!なんでも鑑定団)

今回の依頼人は京都市に住む北川なつさん54歳。依頼品は「戦前のお菓子のパッケージ・おまけ・賞品」。日本においてお菓子が普及するようになったのは明治時代。開国に伴い様々な西洋菓子が輸入され、やがて国内でも作られるようになった。依頼品はこの頃誕生したメーカーによる戦前のお菓子のパッケージとおまけや賞品。森永製菓は1899年、アメリカで洋菓子の製法を学んだ森永太一郎が東京で創業。太一郎はいち早く洋菓子の量産化に踏み切り、1914年にはポケット用紙サック入りミルクキャラメルを発売した。依頼品の丸缶ドロップスは1930年に発売。子どもたちに人気を博したが、やがて戦争が激しくなると兵士たちに贈る慰問袋に入れる品としても重宝された。森永ミゼットは1933年に発売されたおまけ付きのキャラメル。大箱は市販された小箱が84個入る業務用。おまけは戦時中に作られたもので、高射砲や勤労ハタキなど当時の世相を反映している。
明治の前身・東京菓子は1916年に設立された。依頼品のカルミンは黎明期の1921年に発売されたタブレット型清涼菓子で、カルシウムを加えたミント風味が名前の由来。江崎グリコは創業者の江崎利一が故郷の佐賀県で牡蠣に含まれるグリコーゲンをキャラメルに練り込むことを思いついたのが始まりだという。1921年、大阪で会社を設立し翌年に栄養菓子グリコを発売。その5年後、グリコにおまけとして小さなおもちゃが付くようになり、現在も続いている。依頼品はグリコの紙製の箱や缶などのパッケージの他、おもちゃが9点。そのうち4点は箱まで残っている。松尾製菓所の地球星ドロップスは大正初期から売られていたが、このデザインの缶は1937年~41年頃のもの。タンクロー飴は阪本牙城の漫画「タンク・タンクロー」の主人公、クロベエアメは田河水泡の漫画「凸凹黒兵衛」の主人公がデザインされている。


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