ニュースウオッチ9 (ニュース)
天皇皇后両陛下はあすからオランダとベルギーを公式訪問する。皇居で行われた記者会見で天皇陛下は今回の訪問への抱負を述べられた。第2次世界大戦で日本とオランダは戦火を交えた。日本は昭和17年に石油資源などを狙ってオランダ領だった、いまのインドネシアを攻撃し占領、オランダ人など4万人の兵士を捕虜にしたり、9万人の民間人を抑留したりしたとされている。捕虜の一部は長崎など各地の収容所に送られ、強制的な労働などの末多くの人が亡くなった。戦後も強い反日感情が残るオランダ、昭和46年に昭和天皇が訪問した際には抗議活動が起こった。平成12年に国賓として公式訪問した上皇ご夫妻は、アムステルダムにある戦没者記念碑に足を運び、多くの市民が見守る中、頭を下げ戦没者の霊を慰められた。長崎県の平和公園の一角にある慰霊碑は、外国人捕虜たちを慰霊しようと5年前に建てられた。戦時中、近くの捕虜収容所では、オランダ人捕虜など100人を超える人が亡くなったとされる。今回の訪問で天皇陛下は、上皇さまも訪れた戦没者記念碑で供花される。
