金曜ミステリークラブ!!! 実話ミステリー
逃亡開始から40日目、福田和子は事件当時も付き合っていた愛人に電話。警察に逆探知されることを分かっていて関西から電話した。警察は潜伏先を関西と断定し捜査。和子のいる石川県金沢市まで捜査の手が伸びることはなかった。逃亡開始から2年10か月、和子は石川県金沢市の和菓子店で働いていた。和菓子店3代目の田中(仮名)とスナックで出会い、内縁関係となっていた。逃亡開始から4年を迎えた頃、和子は危険を承知で祖母に預けられていた長男の元へ。和子は長男を連れて石川県金沢市に戻り、息子を遠い親戚の子と偽って一緒に暮らせるよう働きかけた。
逃亡開始から5年5か月、同居している田中の姉が、偶然、福田和子の指名手配書を初めて目にした。整形しても雰囲気までは隠しきれず。日頃の不自然な言動から疑念を抱いていた姉は警察に通報。和子は警察が迫っていたことに気付いていなかった。しかし、警察が和子の元を訪れた時、和子は間一髪で着の身着のまま逃げ出した。一緒に暮らしていた長男は警察に保護された。潜伏が明らかになったことで、警察は和子が整形して逃亡していることを掴んだ。
石川県金沢市を追われた福田和子は名古屋のホテルで偽名を使って清掃員として働いていた。人とは交わらず、ひっそりと身を潜めて逃げ続けた。警察が訪ねてきた時にはすでに和子はホテルから消えていた。時効まであと1年と迫った1996年8月、警察は和子に懸賞金を懸けた。国内犯罪捜査史上初のことだった。その頃、和子は福井県のおでん屋にいた。
