核施設「完全破壊ならず」 報道も… トランプ氏”破壊強調”

2025年6月23日放送 16:59 - 17:03 日本テレビ
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アメリカ軍が実施したイランの核施設攻撃についてニューヨーク・タイムズは、フォルドゥの施設は深刻な損害を受けたが完全に破壊されてはいないとしている。また分析は初期段階で最終的結論は出ていないという。トランプ大統領は22日にSNSで、イランの全ての核施設に甚大な損害を与えた、消滅という言葉が正確だと投稿した。フォルドゥの核施設は地中深くにあり、アメリカ軍は地下貫通爆弾「バンカーバスター」で攻撃したが、ニューヨーク・タイムズはイラン側が攻撃を受ける前にウランを含む設備を移動させていたという見方を伝えた。イラン・ペゼシュキアン大統領はフランスのマクロン大統領と電話会談し、核施設を攻撃したアメリカは報いを受けなければならないと警告した。一方イラン議会は原油輸送のルートに当たるイラン沖のホルムズ海峡の封鎖を了承した。ホルムズ海峡は世界の原油供給の約20%を扱う重要な航路で、船の運行などを妨害すれば世界各国のエネルギー供給に大きな影響が及ぶことになる。中東産の原油の中東からの原油の供給が滞る懸念から価格が上昇し、東京市場で取引されている中国産の原油の先物価格は、1キロリットル6万6390円まで上昇し、2か月半ぶりの高値水準となった。アメリカの原油価格の指標の1つであるWTI先物も1バレル75ドルと5ヶ月ぶりの高値をつけた外国為替市場では、原油価格の上昇で日本の貿易赤字が拡大するとの見方が広がり一時1ドル147円台まで下落した。攻撃前に比べ2円ほど円安が進行しており、市場関係者は原油価格がさらに高騰すれば円安も進むとしている。


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