ひるおび! (ニュース)
水が飲めない子どもが増加している。1クラス2~3人は水が飲めないというデータもある。味がしないから苦手という子どもや、水を飲んだことがないという子どももいるという。背景には、家庭での水飲み習慣の変化があるという。2020年に新型コロナが流行して以降、水道などから直接水を飲まないよう学校で指導された。約4割の子どもが水筒を持参することが習慣になっていて、水を飲む機会が減っているという。熱中症対策の指導として、スポーツドリンクなどを飲むように勧められ、水を飲む機会が減ったという。スポーツドリンクは、熱中症対策として効果があるが、飲みすぎると、糖分のとりすぎになる。過剰摂取により、喉の乾きや吐き気などが引き起こされることもあるという。水など糖分を含まない飲み物をバランスよく飲むことが重要だという。糖分のとりすぎは、糖尿病などのリスクを高めることにもなる。子どもに水を飲ませるためには、家庭の習慣として、みんなで水を飲むことと、学校でも意識的に水を飲ませることが必要だという。意識して水を飲む機会を増やすのがいいという。小林は、普段から水を飲むようにしておくと、公園などで、水分補給の選択肢が水以外にないときでも安心だなどと話した。