めざましテレビ SPORTS
大相撲の横綱・照ノ富士が現役を引退する意向を固めたことが分かった。照ノ富士は2014年の春場所で新入幕を果たし、2015年の夏場所に初の幕内優勝で大関に昇進。その後、両膝のけがや糖尿病などに苦しみ大関から陥落して序二段まで番付を下げたが土俵で戻ると3回の幕内優勝を傘ね再び大関に。大関から平幕以下に番付を下げてからの横綱昇進は初となる偉業。去年7月の名古屋場所で通算10回目の幕内優勝を果たしたが、ひざのケガや糖尿病の影響で去年6場所のうち本場所の15日間出場したのは2場所のみに。初場所で3場所ぶりに復帰したが5日目のきのうから休場していた。満身創痍の中、一人横綱として土俵を支えてきた不屈の横綱が力士人生の幕を閉じる。