海峡開放ならナフサショック解消?

2026年5月25日放送 6:51 - 6:56 テレビ朝日
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24日にイラン革命防衛隊に近いタスニム通信などが、アメリカとイランで調整中の覚書の内容を報じた。両国の合意によってホルムズ海峡の封鎖を30日以内に解除するという。イランは核計画に関するいかなる措置も受け入れていないとした上で、イランの核問題を協議するため60日間の交渉期間を設定するという。アメリカ・トランプ大統領は24日に「アメリカの代表団に合意を急がないよう指示した」とSNSに投稿。ホルムズ海峡が開放された場合、経済への影響についてみていく。原油の先物価格はイラン攻撃前は60ドル台だったのに対し、攻撃後に乱高下し一時110ドルを突破。直近では96.6ドル。野村総合研究所・木内登英エグゼクティブ・エコノミストによると、ホルムズ海峡が開放されても市場は問題が完全に解決したとは考えないのではないかという。すぐに下がっていくだろうが、80ドル台後半程度までではないかとの見方。
原油から作られるナフサの供給不安に陥っている。カルビーは印刷インクなど原材料の調達が不安定なため、きょう以降順次ポテトチップスなど14商品のパッケージを白黒にするという。日本サニパックはポリ袋・ごみ袋などを今月下旬から3割以上値上げしている。ミツカンはトレー・フィルムなどが高騰しているため、納豆19品目を来週の月曜日から6~12%値上げする。木内氏は、ナフサはタイムラグがあるため、ホルムズ海峡が開放されてもナフサ由来の原料の価格はすぐには下がらないと指摘。原油を運ぶのに20日程度かかる上、日本に到着してから製油所でのナフサを精製し、石油化学工場で化学製品にし、加工するなど時間がかかる。ホルムズ海峡が開放されても、ナフサ由来の原料の価格低下には数カ月~半年かかるという。木内氏は、深刻な品不足や急激な価格上昇は収まっていくのではないかと指摘。


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