NHKニュース おはよう日本 (ニュース)
去年山で遭難した人の救助の件数は、長野県が最も多く、警察や消防の出動は合わせて358回にのぼった。地元の自治体は人命を守ることを最優先に救助活動を行うが、その経費は公費で賄われており大きな負担となっている。遭難者をどう減らしていくのか、現場を取材した。北アルプスの前穂高岳の標高2900m付近。長野県警の山岳遭難救助隊の遭難者救出時の映像を紹介。長野県の遭難者数は全国最多の392人。原因は道迷いや疲労による歩行困難、転倒などさまざま。救助隊は毎年隊員を増やすなど体制の強化を余儀なくされている。険しい斜面で安定して搬送するために軽くて丈夫な外国製の単価を使用。価格は1台100万円以上とコストもかかる。相次ぐ遭難事故を減らすため、啓発ゲートを設置したり山岳ガイドを配備するするなど、登山者の意識を変える取り組みが始まっている。啓発ゲートの取り組みにかかる費用は600万円。コストと安全対策のバランスをどう両立していくか、試行錯誤が続いている。
