- 出演者
- 首藤奈知子 釈由美子
長野県の去年の遭難者数は全国最多の392人。長野県警察山岳遭難救助隊は対応に追われている。救助体制を強化するため訓練を実施。救助に使う担架は1台100万円以上。隊員は毎年増え現在45人、ほとんどは別部隊にいた警察官。
山岳遭難者が多い長野県。環境省・長野県は北アルプス登山口に「啓発ゲート」を設置。委託された地元の山岳ガイドが状態を確認しアドバイスを行う。設置に県が投じた費用は600万円。指導に強制力はない。
富士山がある山梨県は遭難者を減らすため、強制力を伴う指導を行っている。準備が不十分な登山者には対応を促す。危険なのは山小屋で十分な休息や睡眠を取らずに一気に山頂を目指す「弾丸登山」。入山を断る場合も。入山料も徴収。
関東甲信越の山で遭難した人は増加傾向にあり、原因として多いのは道迷い・転倒・滑落など。多いのは20代。40代・50代で多いのは転倒。80代の遭難者も多い。高尾山は登山者自体が増えたことで遭難者も増加。外国人の遭難者の割合は日本人と同じくらい。ヘリ救助が多いのは長野県。人的にも財政的にも負担になる。埼玉県は手数料として燃料費相当を徴収している
燕岳の山小屋「燕山荘」。ここ数年で力を入れているのは登山初心者へのきめ細かなアドバイス。オーナーの赤沼さんは自身の登山経験から事故を防ぐ装備や心構えを伝える。危険性が高いのは下り。こうしたアドバイスをこの夏だけで100回以上実施。
八ヶ岳連峰・赤岳の中腹にある「赤岳鉱泉山岳診療所」。全国で唯一の通年山岳診療所。診察するのはボランティアの医師・看護師。資金は山岳愛好家などからの寄付で賄われている。診察無償。診察にあたっては、どうしても登りたいという患者の気持ちを尊重。
番組は「NHK ONE」で配信。アクセスは表示中のQRコードから。
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日本オリエンテーリング協会では遭難者を防ぐための取り組みを実施。1つは地図読みの指導。等高線の見方などを教えている。11月は各地で紅葉が見頃。「グレーディング」は山の登りやすさを示した指標。装備で絶対に必要なのは長袖ながズボンなど。体力やコースに合わせて様々な準備をしておくと良い。オススメは笛付きのヘッドライト、サバイバルブランケット、厚手の絆創膏など。災害時にも役立つ。スティック羊羹などはエネルギー補給に有用。
