FNSドキュメンタリー大賞 (FNSドキュメンタリー大賞)
2024年4月を迎えた。医師の働き方改革がスタート。病院ではタイムカードのシステムが導入された。立川総合病院・産婦人科では日中に手術の予定がない日に限りオンコール担当医意外で外来を分担することになった。ただ外来に訪れる患者が減ったわけではないので休みを確保するには主治医制、チーム制への移行も不可欠だと考えている。そのためには若手の成長も重要。限られた人数・労働時間で医療体制を維持するには医師を分散させるのではなく集約化の議論も避けて通ることはできない。それでも故郷で産みたいと願う妊婦の思いもある。この春、高木医師から仲医師へ院長が引き継がれたたかき医院。津南町からも支援を受け新たな医師を迎えた。24時間365日いつ舞い込むか分からない出産。働き方改革が突きつけたのは出産を支える医療の厳しい現実。