ひるおび! トレンドの現場
東京国際フォーラムからの中継。きょうから、第10回町工場見本市2024が開催されている。東京・葛飾区や近隣地域などの町工場の製品や技術が一堂に会している。千葉県松戸市のスタートアップ「ICOMA」の電動バイク「タタメルバイク」は、コンパクトにたたむことができ、オフィスや玄関に持ち込むこともできる。自宅のコンセントで簡単に充電できる。2020年から開発を進め、去年、一般販売を行なった。去年、アメリカで行われた世界最大規模のデジタル技術見本市で、イノベーションアワードを受賞し、世界でも注目されている。
東京・葛飾区の創業60年以上の中小企業「ラヤマパック」の「卓上真空成形機」は、プラスチックシートを物の形に合わせて、真空状態にすることができる。A3サイズの小型化を図り、100V電源で、家庭でも使える。手づくりのお菓子の型などを作ることもできる。
今回の見本市には、全74社が出店していて、うち30社が初出店だという。肌や布など、好きなところに、シールを転写できるシートがあったり、ワークショップが開催されたりしている。東京・葛飾区の「長沢ベルト工業」は、国内では数少ない本革のベルト専門の町工場だ。「くつろぎリラックス」は、伸縮するベルトで、全体で5センチ程度伸ばすことができる。牛革の中心に、ゴムの芯が入っていて、伸びても元に戻るようになっているという。