めざましテレビ NEWS
きょうから東京スカイツリータウンで開催される「ふるさとおー縁日」。暑さなどによる生育不良で曲がった茨城県産「紅はるか」を使用した“訳あり焼き芋onアイス”を紹介。このイベントでは猛暑の影響を受けた作物や食品などを応援。他にも収穫量が減少したお茶を使用した“生どら焼き宇治抹茶”など13種類が並ぶ。
猛暑の影響で千葉・松戸市のブドウ園ではマスカットの粒が小さいものが多く、中にはしぼんだり、いびつな形となるなどの被害。出荷できない果実はジュースに加工し対応するという。鹿児島・垂水市では養殖のカンパチもストレスや夏バテなどでエサの食いつきが少なく、例年は800gほどある稚魚が今年は500gほどに留まっていて本格的な出荷が遅れているという。
猛暑の影響が大きくなりそうなのが寿司店。今年の上半期に物価高などで倒産した寿司店は18件(去年は同時期7件)。猛暑による米、漁獲類の値上げも影響しているとみられる。くら寿司では輸入する魚の仕入れ値が上昇し国産に注目。去年から各地で取れた魚を同じ地域内の店舗で提供することで輸送費を節約。以前は約30種類だった国産のネタが現在は約130種類にまで拡大。養殖の魚では、AIが食欲を解析しエサの量やタイミングを最適化するシステムの導入を進め、エサの1割削減を実現。価格の抑制に貢献しているという。