異常な暑さ コメも牛乳も・・・「食」の安定供給のために

2024年8月28日放送 1:04 - 1:14 NHK総合
NHKスペシャル (NHKスペシャル)

46年にわたって新潟でコシヒカリをつくり続けてきた関隆氏は猛暑、水不足により、田んぼが砂漠化したと振り返った。栽培に成功しても、粒が白く濁り、2等米と判断され、昨年、1000万円の減収となった。そこで、新潟県は需要のあるコシヒカリの供給を維持しながら、新たなブランド米を定着させることに。米農家の青木拓也氏は暑さに強い「真之助」に注目した他、稲の生育状況を可視化するアプリを導入した。乳牛は気温が17℃を超えるとストレスを感じ、酷暑による体力低下で卵巣の機能低下が懸念される。牛は出産によって初めて乳を出す。繁殖に支障をきたすと、牛乳の生産に影響を及ぼす。23年、確認されているだけで88頭が熱中症で絶命した。
23年、北海道では生乳の生産が前年比で2万トン以上も減った。新得町の牧場では保冷剤を入れたネッククーラーを子牛に装着した。士幌町の牧場は900万円を投じてエアコンを設置し、内部の温度を14℃にキープしている。


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新潟県庁新得町(北海道)士幌町(北海道)熱中症魚津市(静岡)

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