あさイチ (特集)
宮城・仙台市の保険代理店で働く池田倫子さん43歳のケースを紹介。7年前にシェーグレン症候群を発症した。迷惑をかけていると感じて心苦しくなり、専務に退社を申し出た。専務の内田直子さんは時差出勤や業務量の調整など様々な配慮をしてきたつもりだったが、退社を切り出されて、配慮が足りなかったのかなど正直ショックだったと振り返る。そこで、治療しながら働き続けられる体制を整えようと内田さんは動き始めた。そんな中で知ったのは産業保健総合支援センター。医療・労務の専門家が社員と会社の間に立ち、働き方の相談に乗ってくれる。内田さんは「業務量を削減するだけでなく、業務内容をもう少し調整したら」と言われた。結果として、心理的負担も落ち着き仕事の効率性にもつながった。さらに、年10日間の病気休暇を新設した。