Nスタ NEWS そのサキ!
気象予報士・三ヶ尻知子のスタジオ解説。台風5号は日曜日から月曜日にかけ北日本に上陸する恐れがある。南の海上にはモンスーンジャイアと呼ばれる大きな渦の循環が発生。台風が発生しやすい環境となっている。2016年にもモンスーンジャイアが発生。この年には8月に7個の台風が発生した。台風5号は発達を続けながら北上。あす強い勢力に発達する見込み。三陸沖の海水温は平年より4度ほど高くなっている。台風は勢力をあまり衰えないまま東北地方に上陸する恐れ。台風が予想進路より南の進路を通った場合、関東にも直接的な影響が出る恐れがある。予想雨量(多い所、あす夕方〜あさって夕方にかけ)−東北日本海側60ミリ、東北太平洋側150ミリ。〜12日夕方にかけて、東北日本海側150ミリ、東北太平洋側200ミリ。東京歯科大学市川総合病院・寺嶋毅教授は「旅行、帰省などで疲れやすい。お盆休みは熱中症に要注意」とコメント。もし倒れている人がいたら、まず意識があるか確認。名前などをよびかけて、受け答え出来るかが重要。はっきり答えない場合は、ためらわず救急車を呼ぶ。涼しい場所に移動させる。ひなた在宅クリニック山王・田代和馬医師によると、簡単に患者を運ぶ方法は足をクロスする、首部分を抑えて上体を起こす、膝で支えて右腕を曲げて胸の前に、脇から手を入れて引っ張る。移動させられない時は助けを呼ぶ。涼しい所に移動したら、水が飲めるようなら飲ませる。無理に飲ませると誤嚥に繋がる危険性がある。水は経口補水液が理想だが、応急処置ならコーヒーでもOK。スタジオの斎藤准教授は自分は対策していると思っても暑さ自体が常識を上回ってくるのが普通になってきている、誰しもが熱中症になる危険性があると常に意識して多めの水をとる必要があると話した。