- 出演者
- 和田哲 福田光男 福井慎二 田代杏子 瀬戸秀夫 宮島大輔 宮崎大地 伊藤雄彦 白鳥哲也 漆原輝 山下文子 坂下恵理 五十嵐椋 井田香菜子
オープニングの挨拶。
全国の気象情報を伝えた。
国内で運転している原発で最も古い、関西電力の高浜原子力発電所1号機はきょう、国内で初めて、運転開始から50年を超えた。最長60年までの運転期間の延長が認められていて、先月には今後10年間の施設の劣化状況を考慮した管理方針を盛り込んだ、保安規定の変更が原子力規制委員会から認可された。運転の長期化に伴って、安全性の確保が課題となり高浜原発1号機では、原子炉内の構造物を取り替える大規模な工事を行うことや、取り替えが難しい原子炉容器の劣化状況を調べる試験を行うことなどを決めている。政府は、エネルギー安全保障や脱炭素社会の実現のため原発を最大限活用する方針で、去年5月には法律が改正され、最長60年という原発の運転期間から原子力規制委員会の審査などで停止した期間を除外することで、さらに延長できるようになった。高浜原発1号機は、関西電力が申請して認められれば初めて60年を超えて運転する可能性がある。
2017年にノーベル平和賞を受賞した国際NGO、ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)のメンバーが広島市で記者会見し、日本被団協がノーベル平和賞を受賞することで、核兵器の廃絶を巡る動きが進展することに期待感を示した。核兵器禁止条約の推進を担当・ティムライト条約コーディネーターは日本被団協が、ことしのノーベル平和賞を受賞することについて祝意を示した。ICAN・川崎哲国際運営委員は条約に後ろ向きな姿勢を示してきた日本政府に対し、条約への参加を改めて求めた。
JR広島駅の新しい駅ビルが、3月に開業するが広島電鉄は駅ビルへの路面電車の乗り入れは、来年夏ごろになるという見通しを明らかにした。資材の調達が遅れていることに加え、商業施設が完成した後線路の敷設や試運転などを行う必要があるためだとしている。一方、広島電鉄はスマートフォンのQRコードを使う新たな乗車券システム「MOBIRY DAYS」について新たな対応を発表した。「MOBIRY DAYS」の読み取り端末のソフトウエアを書き換え「ICOCA」など交通系ICカードなど一つの端末で利用できるよう検討を進めているという。対応が完了する時期は未定としているが、それまでの間は、乗務員が持ち運びできる簡易端末などで対応し引き続き利用できるとしている。
ことし8月の大雨の影響で、一部の区間が不通になっていた三陸鉄道は、復旧工事が終わり、きょう3か月ぶりに全線で運転を再開した。三陸鉄道・石川義晃社長は「来月からはこたつ列車が動き始める。色々な形で我々も形で頑張るのでぜひまた乗っていただければ」とコメント。
本格的な雪のシーズンを前に高速道路の除雪をしたり凍結抑制剤をまいたりする車両の出動式が岩手県遠野市で行われた。釜石自動車道の宮守インターチェンジ近くにある除雪ステーションで行われた出動式でははじめに神事が行われた。続いて保育園の子どもたちが大きな鍵の模型を作業員に手渡し除雪車が出発した。南三陸沿岸国道事務所・花巻維持出張所によると除雪車や凍結抑制剤をまく車両は、道路上の積雪が3センチを超えたり路面の凍結が予測されたりする際に出動するという。
札幌市中央区のタイヤ販売店。警察官が訪れた客にチラシを配って、冬道では車間距離を普段の2倍以上に保つことや急ブレーキ・急ハンドルを避けることを呼びかけた。また、タイヤを交換したあと、振動などでナットが緩むことがあるため、増し締めをすることなどを呼びかけた。本格的な雪のシーズンを前にきょう札幌市のタイヤ販売店で警察官が利用客に冬道での安全運転などを呼びかけた。警察によると道内では先月までの1年間で少なくとも66件の脱輪事故が起きていて今月5日と6日には3件相次いだという。
ことし最初の新酒を神前にささげて酒造りの成功と安全を祈願する「初しぼりの儀」が香川県多度津町の酒造会社で行われた。酒造会社によるとことしは、うまみと酸味のバランスが整ったすっきりとした辛口で味わいに仕上がっているという。工場で造られた新酒は今月23日から四国各県や販売されるという。
JR多度津駅の構内にある国の登録有形文化財の給水塔が老朽化などにより解体されることになり、工事が始まっている。かつて蒸気機関車のボイラーに水を入れるために使われ、れんが造りの部分には出入り口なども設けられていて、2012年に国の登録有形文化財に登録された。四国では1970年ごろには蒸気機関車の定期運行が終了し、この給水塔が、いつまで使われていたかは不明だが、現在は使われておらず、経年劣化が進んでいた。JR四国は、放置しておくと、崩れる危険性もあることから解体することを決め、きのうから工事が始まった。解体工事は来月中旬ごろに終了する見込み。
和歌山県北山村で特産のかんきつ類、じゃばらの収穫が始まった。まろやかな酸味とほのかな苦みがあり地元では、邪気をはらう縁起物として、正月料理の食材としても親しまれている。ことしは、夏に気温の高い日が多く、雨が少なかったため収穫量は村全体でおよそ100トンと去年より少ない見通しだという。収穫は来月中旬まで行われ、ジュースやポン酢に加工して全国に出荷されるほか、年内限定で村の道の駅で販売されるという。
新酒の仕込みが本格的に始まる時期を迎え、奈良県桜井市の大神神社では、おいしい酒ができるように祈願する「酒まつり」が行われた。祭りは、直径1メートル50センチほどの酒造りのお守りとされる大杉玉がつるされた拝殿で行われ、地元の奈良のほか京都・伏見や兵庫・灘など、各地の酒どころから酒造会社の関係者、およそ150人が参列した。
愛媛県と高知県を結ぶJR予土線。昔の新幹線のような見た目の車両やトロッコ列車も走る路線。この予土線に見せられてすべての駅の絵を描いた富田満久さん。2年前の定年退職を機に、宇和島市から鬼北町に移住した。生きがいになる趣味を探していた時に出会ったのが、予土線だった。里山の景色とのんびりと走る鉄道に郷愁を感じ45年ぶりに絵を描こうと思い立った。富田さんにとって予土線の最大の魅力は季節の移ろいを感じられるところだという。富田さんは絵を描くたびに予土線の新たな一面に触れ魅了されている。2年かけて予土線の20の駅すべてを描き終えた。完成後は絵の展覧会を開くことにしている。
全国の八幡宮の総本社として知られる宇佐市の宇佐神宮は来年、創建1300年を迎える。宇佐市安心院町のワイン工房では来年、宇佐神宮が創建1300年を迎えるのを記念して、神社の周辺に自生する品種を交配したぶどうを使って記念のワイン造りを進めている。ワインは1年ほどたるに入れて熟成させていて、きょうは瓶に移し替える「たる出し」を前に、上質なワインが出来ることを願う神事が行われた。貯蔵庫で行われた神事では、グラスに注がれたワインが祭壇に供えられ、神職がこれまでの作業の無事に感謝しワインのよい出来を願う祝詞を上げたあと、参加者たちが玉串をささげた。ワインは年末から年明けにかけて、たるから瓶に移し替える作業が行われたあと、さらに来年の夏ごろまで熟成させ、10月に行われる神事で奉納されるという。
大分市荏隈にある菓子作りの専門学校では、日頃の実習の成果を披露しようと、毎年この時期に学生たちが作ったケーキや焼き菓子などの販売会が開かれていまる。女子学生が作ったオリジナルのケーキは、小さい紙コップにメレンゲを混ぜた柔らかい生地と抹茶を使ったチョコレートやクリームチーズを入れた1品で、優しい風味が特徴だという。会場では、このほかクッキーやドーナツといった焼き菓子なども並べられ、学生たちは訪れた人から注文された商品を取り分けて、ていねいに箱詰めしていた。この販売会はきょうは午後3時半までで、あすも開かれる。
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「埼玉県」が誕生してから100年の節目となった昭和46年に条例で制定された「埼玉県民の日」。きょうは、埼玉県の魅力を知ってもらおうと各地でさまざまな催しが行われている。埼玉県庁は、庁舎を開放し、狭山茶を使ったお菓子など埼玉の特産品や魅力などを紹介する約250のブースが設けら、午前中から多くの人でにぎわった。また知事室も公開されていて、知事が執務を行う机を背景に親子連れが記念撮影して楽しんでいた。
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