2024年11月11日放送 13:05 - 13:55 NHK総合

列島ニュース

出演者
田代杏子 曽根優 松岡忠幸 高木修平 岩野吉樹 一柳亜矢子 坂下恵理 長谷川史佳 清田りな 片平和宏 平塚柚希 長瀬萌々子 大村広奈 綱秀一郎 
(オープニング)
オープニングトーク

オープニングの挨拶。

気象情報

高知の映像を背景に、全国の気象情報を伝えた。

キーワード
高知県
(長崎局 昼のニュース)
原爆資料館の来館者“核廃絶に期待”

先月11日、長崎や広島で被ばくした人たちの全国組織「日本原水爆被害者団体協議会」は今年のノーベル平和賞に選ばれた。長崎市にある長崎原爆資料館では、被爆者たちの核廃絶に向けた取り組みを紹介しており、受賞決定から1か月が経った今日も多くの人が見学に訪れている。長崎市によると、先月原爆資料館を訪れた人は10万7726人で、うち個人の来館者は去年同月比6000人余増えている。

キーワード
ノーベル平和賞広島県日本原水爆被害者団体協議会長崎市長崎市(長崎)長崎県
“幻の”唐比れんこん収穫体験

唐比れんこんは、長崎・諫早市 森山町唐比地区の10軒余の農家が草木が積み重なってできた泥炭地で生産する希少なれんこんで、手作業による栽培が重労働で生産量も限られることから“幻のれんこん”とも言われる。市が、このれんこんの魅力を知ってもらおうと、収穫体験が行なったところ、約50人が参加した。今年は豊作とのことで、10kgを超える大物が収穫できたという。

キーワード
唐比れんこん森山町(長崎)諫早市
カズオ・イシグロさんの研究会

カズオ・イシグロさんは、2017年にノーベル文学賞を受賞した長崎市出身の日系英国人作家。戦後まもない長崎を舞台にしたデビュー作「遠い山なみの光」などで知られる。イシグロさんの誕生日の今月8日、長崎市内の幼少期を過ごした家の跡地で生誕70年を祝う会が行われ、文学研究者や出版関係者のほか、長崎市の鈴木市長などオンラインもあわせて約100人が集まった。会合では、日本カズオ・イシグロ研究会の設立が発表され、今後一般の人にも参加してもらいながら研究を目的に作品の情報や意見を共有していく。

キーワード
カズオ・イシグロノーベル文学賞遠い山なみの光都留文科大学鈴木史朗長崎市長崎市(長崎)
(札幌局 昼のニュース)
刃物音尾を想定の訓練 対応の手順を確認

走行中の路線バスで刃物などを持った男に乗客が襲われたことなどを想定した訓練が、札幌市で行われた。訓練は公共交通機関で利用者が狙われる事件などに備えようと行われ、警察官やバス会社の担当者約30人が参加した。不審者役の指示でバスが大通公園まで移動したという想定で行われ、駆けつけた警察の機動隊員がバスを降りて通行人を襲っている不審者役を取り押さえた。

キーワード
北海道警察大通公園札幌市(北海道)
“児童虐待防止” NPO団体などが啓発活動

こども家庭庁が毎年11月に取り組んでいるオレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーンにあわせて、札幌市で啓発活動が行われた。札幌市中央区の商業施設で子育て支援を行っているNPO団体のスタッフやボランティアが、児童虐待防止を呼びかけた。札幌市では、昨年度児童相談所が対応して子どもへの虐待と認定した件数は2627件に上り、過去最多となった。札幌市は、虐待が疑われるときは児童相談所の相談専用ダイヤル・全国共通の相談ダイヤルに電話するよう呼びかけている。

キーワード
こども家庭庁オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン中央区(北海道)北海道ネウボラ札幌市札幌市(北海道)
(松江局 昼のニュース)
神々が出雲大社に「神迎神事」

「神迎神事」は旧暦の10月10日に全国の多種多様の神々が出雲大社に集まるという言い伝えに由来して行われる伝統行事。その旧暦に当たるきのう、出雲大社から西に1キロほど離れた場所にある「稲佐の浜」に祭場が設けられ、午後7時に神々を招く目標となる御神火が焚かれた。神職たち約20人が海に向かって並び、神々が一時的に宿るとされる「神籬」と呼ばれる榊を前に祝詞を上げ、神々を迎えた。この後、「絹垣」という白い布を広げて神籬を囲い、出雲大社の拝殿へと歩いて向かった。神々は今月17日に行われる儀式「神等去出祭」まで出雲大社に滞在するとされている。

キーワード
出雲大社出雲(島根)神等去出祭神迎神事稲佐の浜
(静岡局 昼のニュース)
伊東市の動物園 カピバラの露天風呂人気

伊東市の伊豆シャボテン動物公園では、50年以上前からネズミの仲間のカピバラを飼育しており、飼育員が湯溜まりでくつろぐカピバラの姿を偶然見つけてから、毎年寒くなるこの時期に専用の露天風呂を設けている。風呂に湯が張られると、9月以降に生まれた9頭の赤ちゃんを含め28頭が次々湯船に入り気持ちよさそうに目を細めてくつろいでいた。また、伊豆特産で小さいカボチャほどの大きさがある「鬼ゆず」が湯に入れられると観光客は鬼ゆずにじゃれるカピバラの愛らしい様子を写真に収めていた。カピバラの露天風呂は来年4月まで続けられる。

キーワード
カピバラカボチャ伊東市(静岡)伊豆シャボテン動物公園鬼ゆず
「老鴉柿」盆栽の展示会

「老鴉柿」の展示会は地域の愛好会が、柿の実が色づく毎年この時期に開いている。中国原産の老鴉柿は実が1センチ~3世知ほどと小さく、楕円やひょうたんの形をしており、会場には老爺柿の盆栽約50点が展示されている。このうち、富士宮市の望月勝三さんの作品「大王富士」は、高さ80センチの柿の木から枝と実が垂れ下がっており、中央を高くして両端を低くすることで富士山の形をイメージしているという。また、富士市の佐野茂正さんの「茜富士」は、木の根がうねりながら土から高さ15センチあまりまで盛り上がった迫力ある姿が印象的な作品。展示会は今月14日まで富士宮市役所1階・市民ホールにて開かれている。

キーワード
佐野茂正大王富士富士宮富士子柿育成会富士宮市役所富士宮市(静岡)富士山望月勝三老爺柿茜富士
NHK NEWS WEB
“失われゆく古文書” どう守る

NHKのニュースサイトから特集記事を紹介。きょう紹介するのは「秀吉の書状 ネットで…」。インターネットオークションのサイトには古文書が大量に出品されている。豊臣秀吉・織田信長など著名な武将たちの書状が見つかることもあるという。地域の歴史を知るうえで重要な書状もネットオークションに出品されている。出品される古文書は近年劇的に増加しており、落札されないものも多く、そのまま処分される恐れもあるという。長野県立歴史館では、地域の古文書を救う活動を行っている。蔵などに保管されてきたものが価値が分からず廃棄されることも少なくない。こうして保存してきた資料のうちの1つが1783年に浅間山が噴火したときの記録。災害に関する古文書は自治体の避難計画などに活かされることもあり貴重だという。長野県佐久市の98歳の男性の申し出で保護された古文書。男性は江戸時代まで山で修行を行う山伏だったという一族の資料4,400点あまりを県に寄贈し、その後県の指定文化財「県宝」にも指定された。長野県立歴史館では、古文書の読み解きを通じて親しんでもらう催しを定期的に開いている。まずは地域の歴史に関心を持ってもらうことで地域の古文書の産出を防ぎたいと話す。

キーワード
NHK NEWS WEB織田信長豊臣秀吉長野県長野県立歴史館長野(佐久市)
(福井局 昼のニュース)
自動運転 映像楽しめる車両の体験乗車

永平寺町では一定の条件の下でドライバーが不要となる完全な自動運転「レベル4」の車両を去年から町道の一部の区間で運行。町は車内と車外のモニターの両方で映像を楽しめる自動運転の車両の導入を目指していて、きのうは町内の小学校で体験乗車が行われた。車両にはハンドルがなく、車内のモニターにはリアルタイムで撮影した車の周辺の風景に高精細なCGIを重ねた風景を楽しめる。ソニーグループプロジェクトマネージャー・高梨伸が「広くエンターテインメントを提供できるように広げていきたい」とコメント。

キーワード
NHK福井放送局NHK青森放送局永平寺町(福井)
(青森局 昼のニュース)
伊調馨選手の功績たたえ 八戸に「伊調ロード」

八戸市出身の伊調馨は3歳から市内のクラブでレスリングを始め、女子の個人選手として世界で初めてオリンピック4連覇を果たし、国民栄誉賞も受賞。八戸市は伊調の功績をたたえようと長根公園内に「伊調ロード」を整備。八戸市・熊谷雄一市長があいさつ。伊調などがテープカットをして完成を祝った。伊調馨が「金メダルという夢をもらった場所なので子どもたちにも夢をもらえる場所になってほしい」などコメント。

キーワード
伊調ロード伊調馨八戸市(青森)国民栄誉賞長根公園
列島ニュースアップ
人生をともに歩む万華鏡

万華鏡の話題。奈良市の喫茶店オーナー・池清美さん。店内ではコーヒーを味わいながらさまざまな万華鏡を楽しむことができる。池さんが万華鏡と出会ったのは戦後まもない小学生のとき。戦後の暗い生活に夢のような時間を与えてくれた。40年前、夫の仕事でついていった米国で買った万華鏡。22年連れ添った夫との思い出が万華鏡に込められている。大切な夫を事故で亡くしたが、そのときも万華鏡が心をいやしてくれた。池清美さんは他の人にも自分だけの万華鏡を持ってほしいと20年ほど前から創作教室を開いてきた。池清美さんは「万華鏡は人生。自分がいま不幸だなと思っている環境も見方を変えればあるいは取り合わせを変えれば美しいものになる可能性を期待できるのが万華鏡」と語った。現在は創作教室はお休みしている。

キーワード
NHK奈良放送局万華鏡奈良市(奈良)
(広島局 昼のニュース)
福山 くわい 生産量日本一 出荷が始まる

縁起物としておせち料理などで使われるくわい。全国の生産量の6割近くを占める日本一の産地、福山市できょうから出荷が始まった。くわいは、独特のほろ苦さが特徴で、丸い実から芽が伸びているその形から、「芽が出る」縁起物としておせち料理などに使われる。JA福山市によると、ことしはおよそ115トンの収穫を見込んでいて、来月にかけて東京や大阪などに出荷される。福山くわい出荷組合・喜多村眞次組合長のコメント。

キーワード
NHK仙台放送局NHK広島放送局おせち料理くわい大阪府東京都福山くわい出荷組合福山市農業協同組合福山市(広島)
尾道 “友好提携を結んで40年” 中国テーマの作品展

戦後を代表する日本画家・平山郁夫さんが中国をテーマに描いた作品の展示が出身地の尾道市で行われている。この展示会は広島県が中国の四川省と友好提携を結んで今年で40年となるのにあわせて行われている。NHK人形劇「三国志」の三顧の礼の場面が表現されている展示などがある。企画展は今月24日まで開かれている。

キーワード
三国志三顧の礼人形劇三国志劉備四川省(中国)尾道市(広島)平山郁夫平山郁夫美術館広島県日本中国友好協会日本放送協会諸葛亮孔明黄河
(仙台局 昼のニュース)
農産物など販売「秋の互市」

大崎市の鹿島台地区で、およそ170の店が農産物や鉢植えなどを路上で販売する「秋の互市」が開かれ、多くの人でにぎわっている。互市は地域の産業振興を目的に明治43年から開かれている歴史がある「市」で、春と秋の2回、開催されている。ことしの「秋の互市」はきのうから始まり、会場となっているJR鹿島台駅前から鹿島台総合支所までの600メートルほどの沿道にはおよそ170の出店が並んだ。「秋の互市」はあすまで午前9時から午後4時まで開かれ、大崎市では3日間でおよそ10万人が訪れると見込んでいる。

キーワード
キクシクラメンリンゴ鹿島台互市鹿島台総合支所鹿島台駅鹿島台(宮城)
「えごま油」づくり 丸森町で最盛期

丸森町でことし収穫した「えごま」の実から機械を使って油を搾り出す「えごま油」づくりが最盛期を迎えている。丸森町ではおよそ50軒の農家があわせて4ヘクタールほどの畑で、栽培を行っている。収穫した実を搾ってつくる「えごま油」は町の特産品となっていて、大内地区にある直売施設では毎年11月になると専用の機械を使って収穫した実を搾る作業を行っている。丸森町の「えごま油」はふるさと納税の返礼品となっているほか、町内4か所の直売施設でも販売されているという。

キーワード
いきいき交流センター大内えごまえごま油ふるさと納税丸森町(宮城)仙台(宮城)大内(宮城)
(金沢局 昼のニュース)
かほく市の「紋平柿」小学生が収穫体験

かほく市を中心に栽培されている「紋平柿」は丸みを帯びた四角い形で、1辺が10センチ近くあり、強い甘みと滑らかな食感が特徴。体験会には地元の2つの小学校の3年生約70人が参加し、「紋平柿」は渋柿であることや、名前は農家の屋号に由来しているという説明を受けたあと、柿畑に入って丁寧に収穫した。この後渋抜き作業にも挑戦し、箱の中に並べた柿に新聞紙を被せ、さらにその上に脱脂綿を乗せてアルコールを染み込ませていった。こうして1週間ほどすると柿の渋が抜けるとのことで、子どもたちは自宅に持ち帰り食べることになっている。高松紋平柿生産組合の池田組合長は「去年に比べて大きめのものがとれている。紋平柿のおいしさや魅力を知ってもらってどんどん販売していければありがたい」と話す。

キーワード
かほく市(石川)紋平柿高松紋平柿生産組合
金沢 “七尾美術館展” 元日の地震で休館

「七尾美術展」は金沢市の県立歴史博物館で開かれているもので、能登半島地震で被害を受けたため休館が続いている七尾美術館が所蔵する美術品や工芸品など合計110点あまりが展示されている。七尾美術館は1995年に開館したが、地元出身の実業家・池田文夫氏が収集した美術品などを所蔵することが設立のきっかけとなった。展示会では池田氏が収集した茶道に使われる茶碗やお皿なども紹介されている。また、いまの七尾市で生まれ安土・桃山時代に絵師として活躍した長谷川等伯の「十六羅漢図」は、市内の寺から七尾美術館に預けられていたため、能登半島地震による被害を免れた。400年以上前に描かれた仏画で、釈迦の弟子・羅漢が水墨を基調に力強く描かれている。この展示会は今月17日まで金沢市・県立歴史博物館で開かれている。

キーワード
七尾市(石川)令和6年能登半島地震令和6年能登半島地震復興応援特別展 「七尾美術館 in れきはく」十六羅漢図池田文夫石川県七尾美術館金沢市(石川)長谷川等伯
1 - 2

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.