カズオ・イシグロさんは、2017年にノーベル文学賞を受賞した長崎市出身の日系英国人作家。戦後まもない長崎を舞台にしたデビュー作「遠い山なみの光」などで知られる。イシグロさんの誕生日の今月8日、長崎市内の幼少期を過ごした家の跡地で生誕70年を祝う会が行われ、文学研究者や出版関係者のほか、長崎市の鈴木市長などオンラインもあわせて約100人が集まった。会合では、日本カズオ・イシグロ研究会の設立が発表され、今後一般の人にも参加してもらいながら研究を目的に作品の情報や意見を共有していく。
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