伊東市の伊豆シャボテン動物公園では、50年以上前からネズミの仲間のカピバラを飼育しており、飼育員が湯溜まりでくつろぐカピバラの姿を偶然見つけてから、毎年寒くなるこの時期に専用の露天風呂を設けている。風呂に湯が張られると、9月以降に生まれた9頭の赤ちゃんを含め28頭が次々湯船に入り気持ちよさそうに目を細めてくつろいでいた。また、伊豆特産で小さいカボチャほどの大きさがある「鬼ゆず」が湯に入れられると観光客は鬼ゆずにじゃれるカピバラの愛らしい様子を写真に収めていた。カピバラの露天風呂は来年4月まで続けられる。