JR多度津駅の構内にある国の登録有形文化財の給水塔が老朽化などにより解体されることになり、工事が始まっている。かつて蒸気機関車のボイラーに水を入れるために使われ、れんが造りの部分には出入り口なども設けられていて、2012年に国の登録有形文化財に登録された。四国では1970年ごろには蒸気機関車の定期運行が終了し、この給水塔が、いつまで使われていたかは不明だが、現在は使われておらず、経年劣化が進んでいた。JR四国は、放置しておくと、崩れる危険性もあることから解体することを決め、きのうから工事が始まった。解体工事は来月中旬ごろに終了する見込み。
住所: 香川県仲多度郡多度津町栄町3